日本国内事例 | リベラ株式会社
組織の状態分析から、MVV策定、社内への浸透施策まで。
ハードとソフト、両面のコンサルティングを行う全社カルチャー変革プロジェクト
「組織総合診断」で明らかになった会社の現在地。課題に感じていなかったポイントが、課題だと判明。
弊社とbeyond globalとの取り組みは2年以上に及び、現在も進行中なので、気がつけばかなり大きなプロジェクトになりました。はじまりは、2020年に弊社の社長(現会長)が就任するタイミングで行った「組織総合診断」でした。全社員からの声を吸い上げることで明らかになった組織的な課題に対し、事実を包み隠さずbeyond globalへ相談し、第三者の目線からアドバイス頂くことで、少しずつ時間をかけながらですが、確実に組織変革が進んでいると感じます。「組織総合診断」の中で浮き彫りになった理想と現実のギャップで1番多かったのが「明確なビジョンがない」ということだったのですが、当時の私には正直驚きでした。というのも、会社としてのビジョンやバリューは、暗黙知としては存在していたんですよね。ただそれは、明文化できるものではないと思っていたし、その必要もないと思っていました。ですが、今回の診断によって、それを明確に謳っていかないと、社員、特に若い世代が迷ってしまったり、フラストレーションを抱えてしまったりするのだなということに気づけました。
暗黙知として曖昧に存在していたビジョンを明確に。全社員一丸となって明文化したMVVを策定。
現会長は創業者である先代からの2代目なのですが、継承者としていち早く会社をまとめるだけでなく、100年企業への礎を築かなければならないという強い使命感を持っていました。当社が創業以来、生き残りをかけて試行錯誤してたどり着いた軸、つまり、当社の文化を、将来の担い手たちが世代を超えて伝え続けていくバトンのようなものとして、MVV(ミッション、ビジョン、バリュー、以下MVV)の策定に取り組みました。実際、以前、会長自身がシンガポールで経営をしていた中でMVVをしっかり作り、組織のまとまりが醸成できたという成功体験も今回のプログラムに取り組む決め手になったと感じます。当初、プログラムの提案をbeyond globalから受けた時は、正直「ここまで時間をかけなくちゃいけないのか」と思っていました。でも実際にスタートしてみると、やはり一朝一夕ではいかないのだなということを実感しました。MVVの最終目標は社内としての一体感を醸成することだと思っていましたので、いかに会社を支えてきた人たちの意見を集約し、取りこぼさず拾いきれるかというところに注力しました。会社への在籍期間やポジション、社員それぞれの視座の違いがある中で意見を集約するのは本当に手探りでしたし、時間と手間がかかりました。現場も経営層も一緒になって全社で取り組めたことは、非常に良い機会だったと思います。結果的に良いものができたと思っていますが、肝心なのはここからという思いが、当初からありました。そこで、次のステップへ入っていきます。
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