Case Study

事例ダウンロード

シンガポール拠点事例 | 在シンガポール大手日系金融企業

”共感”と納得感”のある人事制度改革

形骸化した人事制度から脱却し、ローカル社員が夢を描きやすいシステムに変換

 

『ローカル社員のやる気を阻害する不透明な人事制度にメスを』


 これまで弊社では、タイトルとショブグレードの整合性がまったくとれていない状態が続いていました。何年後に自分がどのポジションに就けるかという指標も明確にないため、特に若い社員にとっては夢を描きにくい会社だったと思います。昇給についても、スキルや目標達成率などに関係なく、年次一律4%UPと決まっていたため「頑張っても頑張らなくても変わらない」というなかば諦めのような空気が蔓延していました。このままでは、優秀なローカル社員たちは、やる気があればある人ほど辞めていってしまうのではないかと懸念していたところ、ご縁があってbeyond globalに人事制度の改革を依頼することになりました。当初「そんなところにコストをかけるなんて」という反発の声もありましたが、beyond globalのセミナーや書籍から、この方向で間違いないだろうと納得していたので迷いはありませんでした。beyond gIobalは、他の大手コンサルタントのように自社のメソッドを一方的に押し付けてくることは決してなく、今の我々(特に本社との関係性)を深く理解し、それをカスタマイズする形で改善策を提案してくれるので、とても安心感がありました。

 

『まずは社員全員と面談を行い現状の問題点を洗い出し』

 

 プロジェクトを始めるにあたりbeyond globalがまず行ったことは、社員全員一人ひとりとの面談でした。現状をくまなく把握するという目的はもちろんあったと思いますが、それ以上にこのフロセスはローカル社員との信頼関係構築にも大きく寄与したのではないかと感じました。「新しい人事制度を作る」という情報だけが独り歩きしてしまうと、現場の社員は解雇や減給など、何か自分に不利益なことが起こるのではないかと疑心暗鬼になるものですが、この面談を通して社員たちの不安も取り除かれていったはずです。さらに「社員の声をしつかりと取り入れてくれるのだ」という安心感は絶大だったでしよう。面談を進めるにつれ、少しずつ社員からの理解が得られていく実感があり、彼らが納得感を持って新しい制度を受け入れてくれるだろうと確信するようになりました。その後の評価者研修でも、「現状の課題は何か?」をまずはみんなでディスカッションするフローがあり、正直そこまで

 

続きをお読みいただくには、下記のフォームにご入力ください。

下記のフォームにご入力いただいたメールアドレス宛に、事例紹介PDFのダウンロードリンクをお送りします。

日中つながりやすい電話番号をご記入ください
現在所属しています国名をご選択ください