タイ拠点事例 | Kojima Industries Asia Corporation Ltd.
タイ人主導で進める、「持続可能な組織改革」への重要な一歩
タイ人が組織のリーダーとして活躍でき、成長していくための組織基盤の構築
『タイ拠点の人事評価課題と変革の決意』
Daiwa Kasei (Thailand) Co., Ltd.が1995年に設立されて以来、当社は当時主流であった日本の人事評価制度を流用して評価運用を実施してきました。しかし、組織が成長し、タイ人主体での組織運営が進むにつれて、現状の人事評価制度では曖昧で抽象的な部分が多く、タイ人マネジメントが理解・活用しにくい状況が生まれていました。その結果、タイ人スタッフからは「評価制度・運用が不透明かつ不公平である」、「目標管理制度が形骸化している」などの声が挙がり、不満が募っていました。
このような状況を打破するためには、人事制度構築のサポートができるだけでなく、日本人マネジメントの考え方や日系企業で働くタイ人の悩みを理解し、制度面と育成面を総合的に考え、長期的に組織変革をサポートしてくれるコンサルタントが必要だと考えました。そこで、当社はbeyond globalと出会い、そのサポートを受けることにしました。
『コンサルティングのみでなく、信頼と相互学習へ発展させるコラボレーション』
beyond globalを組織変革のパートナーとして選んだ理由は複数あります。まず、beyond globalはタイにある日系企業での制度面と育成面の総合的な組織変革の実績を持っています。また、在籍しているタイ人コンサルタントがタイ語と日本語に精通し、日本・タイの文化や労働に対する考え方を深く理解しています。プロジェクトを進める中で、彼らは私たちの思いを親身に聞くだけでなく、日本人マネジメントの考えも伝えてくれました。その結果、両者の意見を踏まえた最適なアプローチを導き出すことができました。
実際のプロジェクトでも、コンサルタントからのアドバイスにより新たなアイデアを得るだけでなく、組織・人事に関する知識を多く教わり、人事部として新たな取り組みにも活用できました。改めて、当社は長期的な組織変革パートナーとしてbeyond globalに協力を依頼してよかったと感じています。
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